吉田修一さんの
東京湾景という作品が好きでたまに読み返します。仲間由紀恵さんが主演でドラマ化されたのでご存知の方も多いかもしれません。ちなみにわたし、仲間由紀恵さんと誕生日が同じなんです。ちょっと嬉しい・・・というのは置いておいて。他の作品も読んでみようかと
7月24日通りを読んでみました。(画像はamazonより拝借)
そしたら、主人公にどうにも共感できなくて、モヤモヤしながらいつおもしろくなるんだろうと読み進めたのですが(アハ)、最後、終わり方がとても良かったです。
はじめのうち、自信の無い女の子が嫌われたくないからと、本心を偽ってイイ人ぶっちゃって、好きな人の恋愛相談に乗ったりしているのです。が、最後、間違いかもしれないけれど、本心に従おうと決心して、これまでの自分とは違う選択をすることを決断するんです。ここにグッときました。
わたしたちは、二極の世界に生きているので、正解か間違いか、正しさを無意識に求めてしまうところがあるように思います。ですが、そもそも正しさは人によって違いますし、行き過ぎると魂が求めていることを無視してしまうことになりかねません。
そんなこともあり、自分の殻を破って一歩踏み出した主人公の女の子に、勇気と気付きを貰ったような気がしたのでした。
ありのままの自分で生きるとか、本当の自分で生きるということは、本心に従ったら傷つくかもしれないという恐れや、立ち直れなくなる可能性もあるという不安な気持ちがあったとしても、それでもなお本音に従って進むということだと思います。その過程で弱い自分を受容できるようになったり、粘り強さのようなものが身についたり、人として成長できるのだとわたしは考えています。そしてまた、生きているという実感と、心からの喜びも味わえるのではないでしょうか。
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