思考が現実化する、とはよく言われることですが、実際に体感として腑に落ちているという方は、まだまだ少ないように思います。
わたし自身も完全に会得したとは言えませんが、思考(感情等のフィーリングを含む)と現実に相関関係があるということについて、少しずつわかってきました。
つい先ほど、「あぁ、そういうことか」と妙に納得したことがあったので、それについて書いてみます。
何年も前からなんですが時どき、早朝、父親が小さい子を叱りつけるような声が聞こえてくることがありました。まだ布団の中でウトウトしている時です。はじめのうちは「朝っぱらから、すごい迷惑(怒)なんて嫌な親なんだろう」と、声の主を責めていました。
ですが徐々に、その声はわたしがわたし自身を無意識に責めているときに聞こえてくることに気がつきました。スピリチュアルや心理学の世界では、「自分を責めないことが大切」とか、「自己受容が大事」などということがよく言われます。徐々に自分を受け入れられるようになりつつあると自分では思っていましたが、無意識レベルに自分責めが染みついているようで(苦笑)、なかなか長年の癖が抜けなかったんですね。
つまり、わたしが自分を責めているから「子供を叱りつける親の怒鳴り声を聞く」という現実を創造していたわけです(とわたしは感じました)。なので「あぁ、虐めてゴメンネ」と自分に声掛けすると、スーッとその怒鳴り声が消えるではないですか。
師匠がいつも「自分の中に無いものは体験できない。すべて自分の中にある」とおっしゃいますが、それはこういうことかと腑に落ちました。つまりそれが現実創造の仕組みです。
なので「この怒鳴り声は、自分を虐めるのはもう終わりにしましょうという自分へのお知らせなんだ」と捉えることにしていました。
そんな中、またそのお知らせ(怒鳴り声)が聞こえてきました。なので「お知らせか」と思いつつ声の主を探そうと窓を開けてみました。そしたらなんと、
精神疾患を患っているのか先天性のものなのかわかりませんが20~30代くらいの男性、知能が一般的なレベルから見ると遅れていると思われる男性が、一人で大声で喋っているだけだったんです。
なーーんだ、と心底思いました。おそらく男性は幻聴や幻覚が見えたり聞こえたりしているのか、あるいは子供の頃に実際に怖い経験をして大人になった今も過去の幻想と戦っているのか、そのどちらかではないかとわたしには感じられました。「正体見たり」という感じ。もう全然怖くないし、きっと同じ声を聞いたとしてもイヤ気分にならないでしょう。
つまり、その男性は怖がったり忌み嫌ったりする存在ではなく、むしろ愛情を必要としている存在だったんです(わたしにはそう感じられました)。そしてそう思った途端、わだかまりのようなものがスーッと溶けた気がしました。
長々と書きましたが何が言いたいかというと、現実創造の仕組みと、その仕組みに従ってその時々の思考(感情やフィーリングなどの周波数)に応じた現実が創造されるということです。それから自分の中に敵はいなくて、どんな自分も愛すべき存在だと気づくことでしょうか。心地よい状態をキープして心地よい現実を創造したいものです。
本当の自分(真我)を生きる人に寄り添う
潜在意識レベルの思い込み(観念)に気付いて書き換えていくことは、内観しながら一人でもできますが、玉ねぎの皮を一枚ずつ剥くような根気のいることです。一人では難しいという方もいらっしゃるかもしれません。そこで、下記のように心理的なブロックを見つけるサポートを承っています。惹かれる方は、どうぞご覧くださいね。
▶
メールサポートメール形式で天才性(唯一無二の才能)と、その発露を妨げている観念(がもしあるならそれ)を見つけるサポートをいたします。
▶
風のコンテンツ(スマホ用の待ち受け)言葉と色、そしてデザインであなたらしさを後押しします。