エゴではなく魂の望みを知り、それを生きることが自分らしく生きるための鍵、そんなことを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
これまでの経験から、確かにそうだなと感じます。わたしはWEB制作のお仕事をはじめてから(かれこれ15年以上前になりますが)、ありがたいことにご縁に恵まれこれまで続けてくることができました。
何のツテやコネがないにも関わらず、お取り引き先の中には、フリーランスのわたしには信じられないような企業や組織の方々がいらっしゃったり、ときにはわたしにとって大口の案件をご依頼いただくことがあったり(フフ)、自分としては上出来だなぁと思っています。また、困った時には絶妙のタイミングで手を差し伸べてくれる方が現れることもありました。
そのようなことから何か見えない力が働いていると漠然と感じていましたし、それはわたしが魂の望みに近いことを仕事にしているからだろうとも思っていました。
なので、魂の望みに従うと願いが叶いやすかったり自分らしい生き方ができると言うのは本当だろうと思います。
とはいえ人の気持ちは変わるもので、時間とともにより本質的な望みにチャレンジしてみたいと思うようになりました。他所様の思いをWEB制作などを通じて表現することは好きですし、この上ない喜びですが、徐々に今の時代に必要だと思われることについても自分の言葉で表現したいという思いが大きくなってきたのです。
もちろん、魂の望みを知りそれを表現することは、その表現に力が宿るということでもありますから、情報発信といいますか、何かしらの表現が仕事で必要な方のお役に立つテーマであるとも思っています。
前置きが長くなりましたが、ではエゴと魂の願いのは、どうやって見分けたらいいのでしょうか?そのヒントになりそうな言葉がありますので、ご紹介します。
魂の望みとは、世間体や常識とは無縁のところにある「本当のあなたを表現することです」(中略)「いい人」「すごい人」「できる人」にならなくていいのです。(中略)誰も褒めてくれなくても、誰に認められなくても、でも自分はこうしたい、これがやりたい、そういうことの中に、魂の望みがあるのです。
「魂の望み」を引き寄せる/奥平亜美衣この言葉、わかるなーーと思いました。わたしの場合、おとなしくWEB制作に纏わることを表現していれば無難にやり過ごせるものを、「魂の望み」とかいい出しちゃって、はっきり言って「変な人」と思われるリスクがあることは承知していますし、実際にそう思われている気もしますが(苦笑)、なぜかいいたくなってしまうんですよね。我ながら馬鹿だと思うんですが。
で、いざそれを言うと(発信すると)、不思議なほど満ち足りた気持ちになるのです。それが評価されるかどうかに関わらず、です。なので、きっとこのテーマがわたしの魂の望みの一つなのだろうと思っていますし、テーマを探求し続けた先にどんな景色が広がるのか見てみたいのです。つまり自分の可能性を探求するということですね。それは本当の自分を知る旅ともいえるかもしれません。
あなたの場合はいかがでしょうか?人からの評価にかかわらずなぜか、やりたいこと、好きなこと、そのようなことの中に、あなたらしい人生を生きる魂の望みがあるのだろうと、わたしは考えています。ともに「本当の自分を知る旅」を楽しめるといいですね。