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心を穏やかにする魔法の言葉

2021/11/24(水)
ちょっと必要に迫られて、一日、事務処理をしていたのですが、なんとか終わってホッ。地味に資料をつくったりメールを打ったりしていたわけですが、心の中では葛藤を含めた様々な動きがありました。そこで、葛藤が起こるシチュエーションと、どういうことが心の中で起こっているのか、そしてその解消法(葛藤って苦しいので)について頭の整理を兼ねて書いてみます。

まずシチュエーションについて、これは目上の人、自分にとっては権威といってもいいと思うんですが、そういう人と接するときです。もうひとつは締切りが迫っているときや、はじめてのことでできるかどうかわからない、みたいなとき。

そういうとき、具体的にどういう感情がせめぎ合っているのかまではわからないのですが、葛藤が起こっていることはわかるのです。苦しくなるから。要するに、心の中で相反する感情が対立している状態なのですね。分離している状態ともいえます。

なので、とりあえず「どの感情も居ていいよ」と認めてあげます。そしてさらに、「どの感情も丸ごとのわたしが素晴らしい」と、言葉をかけてあげます。自分に対して。すると、さらに楽になるのです。

これはつまり分離していた感情が統合されるからラクになるのだろうと思います。そして不思議なことに、その後、具体的にどんな対立が心の中で起こっていたのか、わかることも少なくありません。

例えば、やらなければいけないという気持ちと、やりたくない(恐怖や無価値観に向き合いたくない)という気持ちが対立していたのだな、とか。簡単に書いてますけど、心の中で何を感じているのか言語化できない人も一定数いるような気がします。何を隠そう、わたしがそうでしたし、現代人は感情より思考重視の傾向があるので。

で、言語化できればしめたもので、「恐怖を感じているんだね」などと具体的な声かけができます。そうすると恐怖はいつのまにか消えて、さらなる安堵感が胸に広がるのです。自分で自分を理解してあげる、認めてあげるということは、こんなにも心地がいいのかと。

四十台も半ばを過ぎて、こんなことに気付くなんて、いかに自分を理解できていなかったのかと思いますが、気づけたことに喜びを感じていますし、これが分離から統合に向かっているということでなのだろうとも思います。

長々と心の動きについて書きましたが、現実は思考(心の状態)の反映ですから、ネガティブを排除するのではなく、認めて統合していけば世界は一層穏やかで満たされがものになるはずです。そしてそのような人が増えるほど、世界も平和になっていくのだろうと、わたしは思っています。

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記事を書いている人

小野貴子

福島県福島市在住WEBデザイナーの小野貴子です。県内外の企業、店舗、個人の方々のWEBサイトを制作させていただく中で、次第に自分自身の言葉で発信したいという思いが募り、「いのちの花を咲かせよう」を開設。

わたし自身、本質を生きるためにはどうしたら良いのか、探求する中での気付きや、感銘を受けた本、映画、言葉などをこちらでシェアしています。

日記的なことや、その時々で気になったことについてはFacebookとブログ(takako-style)で発信中。

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