花が蜜で蝶を引き寄せるように、わたしたちが良いことを思えば良いことが引き寄せられ、悪いことを思えば、それに見合った現実が展開するのかもしれません。
あえてわかりやすく良い悪いと書きましたが、それは単にわたしたち人間のモノサシに過ぎず、つまりはどんな思考であっても、それは現実化するのだと思います。
そんなことを感じさせる出来事があったので、ご参考までにシェアしますね。
つい先ほど、男の人が「バカ、バカ」と何かを罵る声が外から聞こえてきました。相手はお子さんなのか電話先の人なのか、事情はわかりませんが、かなり不快。
それで、どんな理由があるにしろ朝早くから大声で怒鳴るなんて、どうかしてると責めるような感覚がわいてきたとき、心の師匠(と勝手に思っている並木良和さん)の言葉を思い出しました。
「あのね、どんな現実も自分で創っているんだよ。どんなに誰かや何かが悪いと思えることも、あなたがその現実を創っている。
だから、何か不快な出来事が起こったとき、その不快な感情や感覚を手放してみて。現実があなたが持っている思考や感覚に気づかせてくれているんだよ。だから、それを手放せばいい」と。
こんなことを並木さんはいつもおっしゃるのです。それで不快な感覚を手放したところ、スッと罵る声が止みました。不思議なくらいすぐに。
ビックリです。わたしは魔法使いかもしれません(笑)ただの偶然といわれればそれまでですが、因果関係があるとわたしは考えているんですね。
これは統合ワークといわれるもので、現実を受け入れるための抵抗を手放すワークを試した例なんですが。
なぜこのようなこと(誰かの罵る声を聞くという現実)が起こったのかといえば、わたしの中に、誰かや何か、例えば自分自身などを責める思考や感覚があったからだと思います。
言葉を変えれば、そのような感覚がこのような現実を創ったともいえます。で、それを手放したので現実が変わったのでしょう。
良くも悪くも現実を創造するこの力を、他のことにも使えるように、自分の思考や感覚に一層注意をはらおうと心に誓ったのでした。
よく「願えば叶う」とか、「想像することが創造すること」、なんていいますが、それは思考は現実化するということを体感している誰かがいいはじめたことで嘘ではないと思います。
が、心の中にネガティヴな感覚や思考があるうちは叶わないのも事実だと経験から感じます。でも、そういう、いわゆるネガティヴな感覚にいつも浸っていると、当たり前すぎて、それをを自分が持っていることにすら気づけないのも事実。
なので目の前の現実を使って、まずは自分の中のネガティヴ感情に気づき、それを手放すことが先決なのでしょう。
そのようなネガティヴ感情の手放しに役立つ統合ワークについて、以前どこかでご紹介しましたが、いま一度、載せてみます。ピンとくる方、惹かれる方は、参考になさってください。
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[ネガティヴ感情の手放し方]
重苦しい感覚を重さと硬さにすると、どんな感じかイメージします。例えば100億トンの鉄、形は丸とか。
それを胸のあたりに感じて、両手でヨイショと体の前に押し出して、空に放つイメージをします(手放すと意図します)。
すると手放したものが、源で光に変換されて戻ってくるので、それを胸のあたりに収めると意図します(イメージします)。
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YouTubeなどで検索すると、さらに詳しい方法が出てくると思います。ちなみにわたしは並木良和さんが提案している方法が好きで、日々、実践中なのですが、上記はそれを元にした簡易版です。