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想像力が優しさにつながる

2025/12/03(水)
こちらの本、『あしたの君へ(著:柚月裕子)』を読んでいます。家庭裁判所調査官補(通称カンポちゃん)の物語です。家庭裁判所調査官とは、家庭裁判所で家事事件や少年事件の専門的な調査を行う裁判所職員のこと。その見習いが調査官補なのだそうです。

私はこうした仕事があること自体、今回初めて知りました。そして思ったのは、誰しも育ってきた環境も今の状況も違うということ。だからこそ、自分の物差しで測った意見を押し付けるなんてもってのほかで、表面的な部分だけで決めつけてしまうことはできないのだ、とあらためて感じました。そういう視点を持つことが、優しさにもつながるのだと思います。

柚月裕子さんの作品はミステリーから読み始めましたが、この本はまったく違うテイストです。でも面白いのです。どこか『教誨』という、やはり柚月さんの作品と通じるものがあるように感じます。

それにしても、同じ方が任侠作品も書かれているという事実が不思議です。『孤狼の血』は映画版を観ようとしたものの、あまりに暴力描写が強くて・・・しかもグロくて冒頭で断念しました。人って多面的なんだな、とつくづく思います。

コンセプト

誰もが本来、内に輝きを宿しています。その光に気づき、自然に生かしていくとき、無心に咲く花に蝶が惹き寄せられるように、さまざまな物事が調和していくはず。このサイトでは、心の曇りを払い、よりのびやかに生きるための言葉をお届けしています。

花無心招蝶

記事を書いている人

小野貴子

福島県福島市在住WEBデザイナーの小野貴子です。県内外の企業、店舗、個人の方々のWEBサイトを制作させていただく中で、次第に自分自身の言葉で発信したいという思いが募り、「いのちの花を咲かせよう」を開設。

わたし自身、本質を生きるためにはどうしたら良いのか、探求する中での気付きや、感銘を受けた本、映画、言葉などをこちらでシェアしています。

日記的なことや、その時々で気になったことについてはFacebookとブログ(takako-style)で発信中。

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