いのちの花

とらわれをほどき
いのちの輝きを感じる時

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共に舞い、またひとりで

2025/10/06(月)
散歩をしていたら、黄色い蝶が二匹、くるくる、ひらひらと空中で舞っていました。
しばらく見ていると、ひとしきり踊って気が済んだようで、
二匹はすうっと離れ、それぞれ別の方向へ飛びはじめたのです。

その様子が、なんだか人間のように感じられました。
人も、その時々で誰かと親しくなり、一緒に何かに取り組んだり、
心を寄せ合ったりします。
でも、プロジェクトが終わったり、愛が静かに冷めたりすれば、
お互い自然に別の道を歩きはじめますよね。
それが、蝶たちの姿と重なって見えたのです。

執着せず、自然の流れの中で一緒になったり離れたりする。
そんな関係の在り方は美しいと思いました。

人間には「所有」という概念があります。
恋愛に限らず、依存心や無価値感があると、
つい自分だけを見て欲しいと執着してしまうもの。
けれど本当は、もっと軽やかに、
二人でも一人でも、しなやかに生きられたら素敵だと思うのです。

実際はなかなか難しいけれど、
それでも、そんな軽やかさを忘れずにいたいと思います。

関わりは、縛るものではなく、共に過ごす時間を楽しむもの。
そんなふうに思えた、静かな朝でした。

コンセプト

誰もが本来、内に輝きを宿しています。その光に気づき、自然に生かしていくとき、無心に咲く花に蝶が惹き寄せられるように、さまざまな物事が調和していくはず。このサイトでは、心の曇りを払い、よりのびやかに生きるための言葉をお届けしています。

花無心招蝶

記事を書いている人

小野貴子

福島県福島市在住WEBデザイナーの小野貴子です。県内外の企業、店舗、個人の方々のWEBサイトを制作させていただく中で、次第に自分自身の言葉で発信したいという思いが募り、「いのちの花を咲かせよう」を開設。

わたし自身、本質を生きるためにはどうしたら良いのか、探求する中での気付きや、感銘を受けた本、映画、言葉などをこちらでシェアしています。

日記的なことや、その時々で気になったことについてはFacebookとブログ(takako-style)で発信中。

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