自分軸を大切に
先日借りてきた
現役写真家が語るしあわせな長生きのヒント/好奇心ガール、いま97歳(著)笹本恒子(初版2011年)小学館を読みました。それで関心が湧いて現役で活躍されていた頃の動画をYoutubeで観てみました。
経歴も交友関係も華々しく、高齢にもかかわらずお元気ですごいなとは思いましたが、憧れたりそうなりたいみたいなことは思いませんでした。あまりにも境遇やキャラクターが違うと、そう思わないのかもしれません。ですが自分に正直に生きた方ということを強く感じました。
だいたい肉もお酒も好きで(毎日、ワインで晩酌されていたそう)毎朝パン、ほぼシャワーで湯船にはほとんど浸からないって、近年、健康に良いと言われている食生活やライフスタイルとは程遠いですよ。ですが享年108歳ということですから、それが健康の面でご本に人にはプラスに働いていたようです。生き方の面でも、仕事や恋愛において意志を貫いてこられた方という印象が強いですから、それがこの世の善悪の基準にたとえ合致していなかったとしても(不倫の末に二度目の結婚されたようです。今どき珍しくもないですけど)本人がそれを望み正直に生きるなら、天からのエネルギーが降り注ぐのでしょう。一応書き添えておきますが、わたしは不倫を推奨しているわけではありません。
それで思うのは、万人に共通する健康の秘訣やしあわせな生き方というもの存在しないということです。参考にはなるかもしれませんが、あくまで指針になるのは自分の感覚だろうと思います。ここのところ自分軸が大切と言われる所以はこのあたりにあるのかと。著名な人や権威のある人、あるいは信頼している人が言っているから等々、自分軸がブレてしまう要素は色々ありますが何よりも信頼すべきは自分、というわけで自分軸の重要性を再認識したのでした。