ドラマ「最愛」がおもしろくて週末、一気に見ました。サスペンスラブストーリーなんですが、最愛の人のために超えてはいけない一線を超えてしまうという切ないシーンがいくつもあって、涙しながら見ていました。で、その中にハッとするセリフがあったのでご紹介しますね。
それは「誰かの正義は誰かの悪」という言葉です。「正義の味方」という言葉があるように、正義という言葉は一般的には良い意味で使われることが多いように思います。
ですが、前述の「誰かの正義は誰かの悪」という言葉が示しているように、自分の中の善悪の基準に固執するあまり、視点を変えるとそれはとんでもない悪事だった、ということは珍しくありません。ナチスのユダヤ人迫害などは、まさにそれかと。
ヒトラーやナチスと聞くと、遠い昔の極悪人の話と思いがちですが、現代を生きるわたし達にも同じような危険性が潜んでいると感じます。
わたしたちは二元論の世の中を生きています。良いか悪いか、光か闇か、正しいか誤りか等など。そのためどちらかの性質を排除すれば幸せになれる、平和が実現すると思いがちです。でも本当にそうでしょうか?
よく言われることですが、闇があるから光が認識できます。どちらの性質もこの世に必要だから存在しているのだと思います。で、これらを統合していくということが今、特に大切だと感じています。これは言い換えると精神的に成熟することともいえます。
だからといって、苦手な人と無理してまで仲良くする必要はありませんが、「そういう人もいるんだな」と、ただ思ったらいいんじゃないでしょうか。いずれにしても争ったり、相手を変えようとしたり、ましてや排除しようとしないことが大切です。
で、もう一つ大切なのは自分の心の中を統合して分離感を癒やすこと、つまり葛藤をなくしていくことです。
外の世界は内側の世界の反映ですから、葛藤のない平和で穏やかな心からは、平和な世界が映し出されるはずです。
内観(自分が何を考え、何を感じているのかを客観的に観察すること)を習慣にしていると、この分離感に気づいて自分で自分を癒すことができます。セルフヒーリングについては、様々な方が様々な方法を提案されているので、ご自分似合う方法を見つけられるのも良いのではないでしょうか。
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