これからは「個の時代」とか、「人と違うことこそが価値」などという言葉をきくことがあります。たしかにその通りだと思いますし、自然なその人らしさが感じられると好感を持つことが多いです。一方で、義務感に囚われて発信していると思われる情報や、ネガティブな概念に縛られていると思われる情報があるのも事実です。そういうのって、感覚的に何となく伝わってしまう。
そしてそのような情報を見るにつけ、個性の発露を妨げている観念や概念を手放すことが先決だと思うのです。思考は現実化しますから、その観点から言ってもネガティブな思考を手放すことは本当に大切。ちなみに手放すというと、自分の中の一部を排除することと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしは「現実を受け入れるための抵抗」を手放して、分離した自分を統合するこというふうに捉えています。
自然な「らしさ」の発露を妨げているネガティブな思考(観念や概念)の手放し方は、いろいろありますが、私のお気に入りは並木良和さんが提案されている統合ワークです。使っているうちに段々自分のことがわかってくるのがおもしろい。自分のことって、わかっているようで意外とわかっていない方も多いように思いますが、いかがでしょう。
ちなみに、統合ワークのやり方は
マンガ 並木良和の目醒めが具体的にイメージできてわかりやすいです。とはいえ、少女漫画「りぼん」「なかよし」世代のわたしにはしっくりくるものの、苦手な方もいらっしゃるでしょうかね。その場合は、こちらの
目醒めへのパスポートがわかりやすいかと。
統合ワークにこだわらなくても、「思考は現実化するのだから、いかにクリアで穏やかな自分でいるかが鍵」ということさえ押さえておけばいいんじゃないでしょうか。そのうえで、自然に湧いてくる「思い」に素直に従いながら、表現していくことが「あなたらしさ」の種を育てるはずです。表現とはつまり情報発信です。わたし自身、統合ワークを習慣にして、自分らしさを表現しながら「本当の自分」で仕事をするということに挑戦しておりますよ。よかったら、一緒に「らしさ」の種を育てていきましょう。