いのちの花を
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まるごとのあなただからこそ素晴らしい

2021/07/16(金)
花も実も、ありのまままの自然な姿が美しく、わたしたちの目を楽しませてくれます。

一方、わたしたち人間はといえば、あそこが足りない、ここがダメなどとダメ出ししては、必要以上に何かを身につけようとしたり、紫陽花なのに薔薇になろうとするようなことをしがちではないでしょうか。それぞれに、それぞれの魅力があるのに。

こんな風に、必要以上に自分に負荷をかける(ありのままの自分を認められない)原因は様々あると思いますが、わたしとしては心が分離していることが大きいと考えているんですね(負荷をかけてこそ成長できるという考え方もありますが、ここでは触れません)。

そこで、心を分離から統合するための考え方についてお伝えしたいと思います。ですが、説明する過程で、いまはタブー視されることにも触れるので、正直、迷ったんですけど、理解してくださる方も一定数いるような気がするので、ありのままに書いてみます。



前置きが長くなりましたが、今朝ほど「いまの時代に、ヒトラーのような力のある独裁者があらわれて、社会を牽引してくれたらいいのに」概ねこんなことをいっている方がいて、ハッとしたんです(悪い意味で)。

この考え方は極端ですが、この方と、劣等感や無価値観(自分はダメだなぁという思い)から紫陽花なのに薔薇を目指そうとする姿勢は、根っこに同じ考え方があると感じました。

どういうことか説明してみます。優生思想って、ご存知ですか?平たくいえば、優秀な人は良いけど、そうじゃない人はダメ(生きる資格なし)みたいな、いまとなってはかなり残酷と思える考え方です。

ヒトラーが、この考え方を政治に取り入れてホロコースト(ご存知ない方は検索してね)につながりました。この考え方自体、いまではタブー視されていますが、自分や、あるいは他人の中の残念な要素を忌み嫌うことは、これと一体何が違うのでしょうか。

前述のヒトラーのことをいっていた彼は、内面がひどく分離して、つまり本来の自分を受け入れられず、日頃から、かなり辛そうに見えました。わたしの勝手な見解ですけど。

そのようなこともあり、内側を統合すること、つまり、どんな自分もいていいんだよ、まるごとの自分だからこそ素晴らしいんだよと、自分を認め受け入れることは、自分も人も大切にすることにつながるように思うのです。

そこで、内側を統合する方法、つまり現実を受け入れるための抵抗を手放す方法をシェアします。例えば心が折れそうなことがあったとき、あるいは心がモヤっとしたとき、この方法を使うと、わたし自身、心が軽くなることを実感できます。

[ネガティヴ感情の手放し方]

重苦しい感覚を重さと硬さにすると、どんな感じかイメージします。例えば100億トンの鉄、形は丸とか。

それを胸のあたりに感じて、両手でヨイショと体の前に押し出して、空に放つイメージをします(手放すと意図します)。

すると手放したものが、源で光に変換されて戻ってくるので、それを胸のあたりに収めると意図します(イメージします)。

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上記の方法は、いわゆる統合ワークといわれるもので、YouTubeなどで検索すると、さらに詳しい方法が出てくると思います。ちなみにわたしは並木良和さんが提案している方法が好きで、日々、実践中なのですが、上記はそれを元にした簡易版です。

この方法を、何かあるごとに繰り返していると、心の傷が少しずつ癒やされ、あなた本来の力が復活してきます。すると、ヒトラーに限らず誰か力のある人に依存しなくても自分で自分を活かすことができるようになるはずです。

わたし自身、そうなったときにどんな景色が見えるのか見てみたい。あなたはいかがですか。誰もが本来の力を伸び伸びと発揮できるようになれば素晴らしいと思います。そんな思いで統合ワークについてシェアしてみました。

※写真はウワミズザクラ(バラ科サクラ属)の実

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記事を書いている人

小野貴子

福島県福島市在住WEBデザイナーの小野貴子です。県内外の企業、店舗、個人の方々のWEBサイトを制作させていただく中で、次第に自分自身の言葉で発信したいという思いが募り、「いのちの花を咲かせよう」を開設。

わたし自身、本質を生きるためにはどうしたら良いのか、探求する中での気付きや、感銘を受けた本、映画、言葉などをこちらでシェアしています。

日記的なことや、その時々で気になったことについてはFacebookとブログ(takako-style)で発信中。

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